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ママチャリで走る経営者の日常―オトバンク会長・上田渉ブログ

聞き入る文化を広めるオトバンク会長の上田渉のブログです。神保町界隈をママチャリで駆け抜ける姿を見かけたら、それは私かもしれません。

「空想教室」著者の植松努さんと対談しました

オーディオブック 対談

大変久しぶりのブログの更新となります。

 

TED x Sapporo」で行われた心動かすスピーチが一躍話題となり、その後書籍となった「空想教室」。

 

今回、「空想教室」がオーディオブック化されることとなり、著書の植松努さんとお話しする機会をいただきました。

  

植松さんのお話には、大変共感することが多く、お会いできるのをとても楽しみにしていました。

 

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読みながら感銘をうけたところに付箋を貼っていったところ、付箋だらけになってしまった本を手に、30分じっくりとお話を聴かせていただきました。

 

 

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植松さんが無くしたいとおっしゃられている「どうせ無理」という言葉。

この言葉は、夢や自信を奪っていく本当に恐ろしい言葉だと思います。

 

私がオトバンクを創業したのは、亡くなった祖父が緑内障で失明しており、そういった目が不自由な方のお役に立ちたいという気持ちからでした。

 

その後「オーディオブックのサービスを立ち上げたい」と思い、当時、様々な業界の方に私の夢を話して相談したのですが、100人に聞いて100人から無理だと言われました。

 

しかし、どうしても、目が不自由な方のためのサービスを作りたいという思いが強く、諦めずに色々な方からの応援を頂きながら頑張った結果、お陰様で、FeBeは16万人の方々に楽しんでいただけるサービスに成長し、まもなくサービス10年目も迎えようとしています。

 

「夢」をかなえたいと思っている皆さんは、是非、「空想教室」を読んで、もしくは聞いて、植松さんの考え方を身につけて欲しいです。

 

何より、勇気づけられますよ!

 

今回オーディオブック特典として私と植松さんの対談音声がついています。本に書かれてい内容についてもお伺いしているので、より楽しく、深い学びが得られると思います。

 

是非、「空想教室」のオーディオブックを聴いてみてください。

 

こちらから、作品と特典音源対談の一部をお聴きいただけます。

 

10年は通過地点。100年続く企業を目指します。

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2014年12月28日、株式会社オトバンクは創業10周年を迎えました。

創業10周年を迎えました | 株式会社オトバンク

 

社員から「創業当時の自分に今伝えたいことはありますか?」という質問を受け、10年前に想いを馳せてみたのですが、不思議なことに、伝えたいことが浮かびませんでした。

なぜか。それは、当時の自分の決断に、迷いがなかったからだと思っています。きっと当時の私は、10年後の自分が、ビジョンの実現に向けて変わらず邁進している姿を確信していた。だから、特に今さら伝えることはないと。

このように思うことができるのは、一つは私の楽天的な性格のおかげかもしれません。しかしもう一つは、人生において「志」を重視し、「自分が後悔しない選択をしよう」と決めていたからでしょう。

今回は新年初回のブログ、さらに10周年という節目を迎えたこともあり、自分の気持ちの整理のために、またこれから先の決意を新たにするために、感じたことを記しておきたいと思います。

  • 志こそが、全ての原動力

私は高校生の頃に、「ビジョンを持てないような日本社会はまずい」という問題意識から、「政治家になって教育改革をしたい」という志を持ちました。詳しくは拙著『勉強革命』に書いたので割愛しますが、そのためには東大出身の文科省の官僚と同じ土俵に立って議論ができないといけない、だから彼らの多くの出身校である東大に必ず入る、そう決意しました。

その時私は高校3年生だったのですが、偏差値が30しかなかったため、先生も親も当然のごとく猛反対。しかし、それでも諦めたくはありませんでした。ここから逃げてしまうと、「志を折ってしまった」という後悔が、これからなにかに立ち向かうときの足枷になってしまうと感じたのです。

※ちなみに「後悔したくない」と思うようになったきっかけにミヒャエル・エンデの『モモ』があります。まだ実現していませんが、いつかは必ずオーディオブックにしたい名著です。

 

  • 志は、変わったっていい

先程も書いた通り、私は高校生のとき、政治家になって教育改革を行うことを志しました。2浪した末希望の東京大学への入学が決まったときには、本当に嬉しかった。

そして今思えばそれが、「想いを強く持ち、そのために努力し続ければ望んでいたものは手に入る」、そんな確信を持つことができた、自分の意志で掴んだ初めての成功体験だったのかもしれません。

大学に入ってからは弁論部に入ってスピーチやディベートの練習を行ったり、政治家と一緒にプロジェクトを行ったりしていたのですが、活動を進めていく中で、政治から教育を変えることの難しさを嫌というほど感じました。教育の現場、教員や親の意識が変わらなければ根底からは変わらない。そう思い、「政治家になって教育改革をする」という夢は諦めたのです。

一度立てた志を失った私は、新たに自分探しをするようになりました。社会人の方と会って話を聞いたり、友人の会社を手伝ったり―それが大学3年生、周りは就職活動で忙しくし出した頃のことです。

自分は世のために何ができるのだろう。そう改めて考えたときに浮かんだのは、「緑内障で亡くなった祖父のような人が楽しめる社会をつくりたい」という想いでした。

今も変わらずその志を持ち続けて事業を続けていますが、一度志を諦めなければ、今の私はいなかった。なので、もしも夢や目標を探している人がいたら、まずそれに全力で向かってみればいいし、違うと思ったらまた探せばいい、そう伝えたいです。

 

  • 志を信じて進めば、必ず道は開ける

10年会社を継続してきて、感じたことがあります。それは、志を信じて突き進み、夢を言葉にすれば、必ず道は開けるということ。

10年前の私には、正直なところ、志しかありませんでした。
「本を音声にしたオーディオブックをつくって、多くの方に届けたい」
しかし、そのための音声制作のノウハウもなければ、出版業界のコネクションもない。

それでも、私は夢を語り続けました。
投資家に、出版社の方に、友人に、家族に。
取材でも、イベントでも、お会いする方々に。 

そして気づけば、10年経った今、たくさんの仲間に囲まれていました。

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私の「こうしたらいいのでは?」という想いを形にしてくれる優秀な社員の皆がいなければ、ここまで来ることはできませんでした。無茶なお願いもたくさんしてきたと思います。オトバンクで働いてくれてありがとう。


社員だけでなく、著者様を含む出版業界の皆様、ビジネスパートナーの皆様、株主の皆様など、志に共鳴してくださって、力をお貸しくださった皆様がいるからこそ、今のオトバンクがあります。10年間私たちを信じてきてくださった方々の顔を思い返すと、もっと恩返しができるよう、頑張らなければと思います。

  • オトバンクのこれから

私の夢は、今も変わらず、いつでもどこでも誰もがオーディオブックを楽しめる社会を実現させて、豊かな社会を創ること。正直に言うと、まだ理想とは程遠い場所にいると感じています。

冒頭で『モモ』が私の人生を変えたと書きましたが、このように本には人生を変える力があります。人生を変えるような良質な本、良質なコンテンツを世の中に広げることで、社会が変わっていくということも当然あり得るでしょう。だから私は、良書がこれからも生まれるように、出版社を下支えしたい。オーディオブックがビジネスとして成立することで、出版業界にも微力ながら貢献できると思っています。

まずはオーディオブックの認知を徹底的に広めること。コンテンツの幅を広げ、楽しいオーディオブックをたくさん作っていくこと。第三者とのパートナーシップを組んで広めていくこと。

音声を活用する効果の学術的な証明もできれば良いですし、もともと関心の高い教育分野にも、音声を取り入れていきたい。

私たちにできることは、まだまだたくさんあります。

  • 100年続く企業を目指して

以前、ある女性の方から、このような言葉をいただいたことがあります。

オトバンクのサービスのファンとしては、長く続いてほしいし、ずっと続いてもらえないと、この楽しみがなくなってしまう

ある女性からのメッセージと、会社が存在し続けることについて - ママチャリで走る経営者の日常―オトバンク会長・上田渉ブログ


オーディオブックをはじめとする弊社サービスを楽しんでくださっている方に喜んでいただけるように、またこれからオーディオブックに出会う方に感動していただけるように、まだまだ志も道半ばではありますが、100年続く企業を目指してこれからも邁進して参ります。今後とも株式会社オトバンクを、どうぞ宜しくお願い致します。

【関連リンク】

オーディオブック配信サービス - FeBe(フィービー)

ホーム|株式会社オトバンク

オトバンク上田渉氏が作る、オーディオブックによる「究極のバリアフリー」な世界【連載:みんなのシビックデザイン】 - エンジニアtype

愛車が・・・

今朝自転車で通勤していたら、突然の急ブレーキ。


一体何事かと思って自転車を降りてみたら、
後輪の泥よけが写真のようにバッキバキになっていました(^_^;;;;;;;;;

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どうやら、泥よけのねじがはずれてそのまま巻き込んでしまったようです。
修理で治るのでしょうか・・・