ビックリマンチョコが教えてくれた、「昔流行していたものを、今に復帰させたらどうなるか」という視点
最近売り切れてしまったんですが、ちょっと前まで、ビックリマンチョコ30周年記念で、昔のシールがリニューアルされたチョコが、会社の近くのセブンイレブンで売られていました。
毎朝自転車で会社に向かうときに、そこのセブンイレブンでコーヒーとビックリマンチョコを1つ買うのがしばらく日課になってまして、気付いたら写真のように20枚以上集まってしまっていました(笑)
ビックリマンチョコは私がちょうど小学生1年生くらいの時に流行りだして、(今ウィキペディアを見たところ、1986年にブームとなった悪魔vs天使シリーズが始まったようです。ちょうど私が小学校1年生の時ですから、意外と正確な記憶でしたね(笑))、スーパービックリマン(シールが一回り大きくなりました)になる前まではまっていたと思います。
今回のシールは、昔とは絵を変えていたり、シールが豪華になっていたりと、「お前、やるな!」という出来でしたので、過去のコレクター魂が否応なしに刺激されてしまいまして、なんとなく毎日買っていたところ、いつの間にか結構な枚数になっていたというわけです。
ちなみに、スーパーゼウスという天使側で一番偉い神様のシールは当たらなかったのですが、ヘッドロココという強い天使と、スーパーデビルという一番偉い悪魔が当たったので、個人的には結構満足した結果となりました。
ビックリマンに限った話ではないのですが、過去に当たったシリーズをリニューアルして再登場させるという試みを最近しばしば見ます。コンテンツのクオリティが保証されているため、現代の技術でより高いクオリティのものを出すと、より当たりやすくなるということですね。
その流れで言うと、つい先日始まった『寄生獣』というアニメ&映画があります。元々講談社アフタヌーンコミックで90年代に爆発的な人気を誇ったシリーズなのですが、現代のCGテクノロジー及びアニメーション技術を用いてついに映像化されました。
私はコミック版が好きだったので、すかさずチェックしたのですが、実に出来が良く、ビックリマンよろしくはまってしまいそうです(笑)
昔流行していたものを、今に復帰させたらどうなるか。そういう視点で物事を切り取ると、面白い思考実験が出来ますよ。オススメです。
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キングコング西野さんが「現代のディオゲネス」と評した、ホームレス芸人の小谷さんにお会いしました!
先日、出版プロデューサーの臼井さんのご紹介で、ホームレス芸人の小谷さん(@kotanimakoto)にお会いしました。実に面白い、かつ凄い人でした!
居候先の先輩芸人、キングコング西野さんの所を追い出されたところから始まる彼のホームレス人生の経験の深さ、面白さはもちろんなのですが、生き方、視点の鋭さに感銘を受けました。
小谷さんいわく「ホームレスは、いわば社会構造の外にいる存在」。
小谷さんといろいろお話ししていて、既存の価値観の外側から社会を見つめるということの奥深さを感じました。
キングコング西野さんが、彼を「現代のディオゲネス」と評したのにも頷けます。
是非多くの人に彼の魅力を知って欲しいと思います。
彼が主催する天才だらけの音楽祭、『天才万博』も、どんなことになるのか、非常に楽しみです!
視覚障害者文化振興協会の顧問に就任しました
実はこの4月から、社会福祉法人・視覚障害者文化振興協会に参画しています。
具体的には顧問として、収益化をはじめ、総合的なアドバイスをしています。
視覚障害者文化振興協会は、日本で唯一の視覚障害者専用ラジオ放送「JBS日本福祉放送」の運営母体です。JBS日本福祉放送がスタートしたのは1988年4月。日本財団の助成によりスタジオ設備や機器などが整備されたといいます。以来約25年の間、視覚障害者に向けてその日の新聞の読み上げや視覚障害者の職業として多い三療(あんま・はり・きゅう)関連講座、障害者福祉・就労支援関連情報を提供し続けてきました。
他には、生活の質(QOL)を高めるための情報として、視覚障害者が一人でメイクをするための「ブラインド・メイク」を教える番組もあります。(ブラインド・メイクの存在を初めて知ったのですが、こちらのページを読んで、女性にとって化粧がどれだけ自信を与えるのかを知りました)視覚障害者にこれが必要だという情報をきちんと提供してくれる、非常に質が高いメディアです。
しかし、それだけ質が高いメディアにも関わらず、残念ながら、世の中にほとんど知られていません。
もっとやりようがあるのではないか。もったいない!
そう思ってお手伝いすることにしました。
多くのNPOや社会福祉法人にとって、収入源の確保は大きな課題です。事業収入が弱いため、寄付金や助成金に頼っているというところも多いでしょう。では寄付が簡単に集まるかというと、決してそうではありません。寄付を集めるにしても、寄付させたくなるような仕組みをつくらなければなりませんが、その戦略が抜け落ちてしまっていることが多々あります。ブランドがあればまだ良い方ですが、そうではない団体は、困難を余儀なくされます。
私も創業前に教育NPOの立ち上げに携わりましたが、寄付金以外の収益モデルをうまく作れませんでした。その経験からロマンだけでは続かない、ソロバン勘定も同時に重要だと痛感し、ロマンソロバンのバランスを目指したビジネスモデルを練ってできたのがオトバンクです。
オトバンクで、大きな声では言えないような恥ずかしい失敗も重ねながら事業を進めてきた10年間。ここで得た経験を、少しでも視覚障害者福祉の向上に役立てられればと考えています。今いろいろと企画も動いているので、新しい動きがありましたらまたお伝えしますね!